KEBA eMobilityアプリでウォールボックスの監視と操作を
KEBA eMobilityアプリは、KeContact P30/P40充電ステーション(P40、P30 xシリーズ、法人向け充電ステーション、PV EDITION、P30 cシリーズ)のデジタルインターフェースとして機能します。このモバイルアプリケーションにより、充電ステーションとの通信、管理、カスタマイズが可能になり、ウォールボックスの完全な制御を手元で行えます。
KEBA eMobilityアプリの主な機能:
- 任意の場所から充電ステーションを遠隔操作(注:KeContact P30 cシリーズはローカルネットワークアクセスに限定)
- ウォールボックスのリアルタイム状態を監視:充電セッションの進行状況、待機状態、オフライン状態、エラー通知を表示
- ワンタッチ操作で充電プロセスを開始/終了
- 最大充電容量を調整し、電力消費を最適化して充電時間を管理
- 時間データ、エネルギー使用量、出力電力、電流測定値を含む詳細な充電メトリクスを確認可能(過去の充電記録も閲覧可)
- 統計レポートによる累積エネルギー消費量の分析
インストール&設定:
- 組み込みセットアップウィザードがアプリの互換性を判定し、初期接続と設定プロセスをガイド
- P40充電ステーションの段階的な稼働開始を支援する技術モード
- プレミアムモデル(P40、P30 xシリーズ、法人向けステーション、PV EDITION)は電力プロファイル設定による自動充電スケジュールをサポート(KEBA eMobilityポータル要)
メンテナンス&アップデート:
- 自動ソフトウェア更新で最新ファームウェアを常時適用(単体のKeContact P30 cシリーズは除く)
- xシリーズユーザー向けに、モバイルプラットフォームから既知のウェブインターフェース設定にアクセス可能
対応機種:
- 全機能対応:KeContact P40/P40 Pro、P30 xシリーズ、法人向け充電ステーション、PV EDITION
- 基本機能対応:KeContact P30 cシリーズ(アプリ利用にファームウェア更新不要)
注:充電ポイントオペレーター管理のステーションでは、ウェブインターフェース認証情報やシリアルナンバーへのアクセスがない場合、アプリ機能が制限される可能性があります。
製品ラインごとの詳細な機能比較はwww.keba.com/emobility-appをご覧ください
統合ポータルアクセス:
登録ユーザーはブラウザベースのKEBA eMobilityポータル(emobility-portal.keba.com)で追加機能を利用可能
設置者向け情報:
- P30モデルはDIPスイッチの手動設定が必要
- P30のウェブインターフェース設定はモバイルアプリからもアクセス可能
- P30 cシリーズは完全なUDP通信を有効化するためDIPスイッチ調整が必要(設定ガイドに詳細記載)
- P40の基本設定はアプリまたはデバイス直接操作で可能
バージョン3.10.0更新内容(2024年11月12日):
- P40:ウォールボックスソフトウェアバージョン1.1.0を実装
- P40:アプリケーション経由の工場出荷時リセット機能を追加
- P40:オフラインモード表示の問題を修正
- P40:OCPP通信チャンネル設定を修正
- P40:パスワード認証エラーを修正
- P40:Bluetoothペアリングの不具合を解消
- ウォールボックス登録の安定性とユーザー体験を向上