ニュース 任天堂、「Switch 2」の転売対策には手段を選ばないと宣言

任天堂、「Switch 2」の転売対策には手段を選ばないと宣言

著者 : Dylan Oct 25,2025

Nintendo Vows to Prevent Switch 2 Shortages and Scalping Issues

任天堂は、発売が間近に迫ったSwitch 2における品不足と転売問題を防ぐための対策を発表しました。古川俊太郎社長は、過去の経験を活かして十分な供給を確保することを明言しました。

過去の失敗から学ぶ

2017年の初代Switch発売時に悩まされた供給制限を回避する方策について問われた古川社長は、日経新聞(VGC翻訳)に対し、「転売業者に関する蓄積された経験に基づいて、可能な限りの対策を実施します。準備は進行中です」と答えました。

同社は、転売対策として十分な生産量の確保を主要戦略として位置づけています。古川社長は、この方針が昨年の議論開始時から変わっていないことを強調しました。

円滑化された生産体制

半導体不足の影響を受けた過去数年間とは異なり、任天堂は部品供給がSwitch 2の生産を妨げないことを確認しています。古川社長は「部品不足の状況は解決されました。後継機種における重大な生産上の課題は予想していません」と述べました。

同社は、製造能力を通じて発売時の需要に対応することに注力しながら、法的範囲内で地域ごとの追加的な転売防止策を計画しています。

今後の発表とイベント

任天堂は、4月にSwitch 2に関するDirect発表を予定し、主要都市でグローバル体験会を開催します。現行Switchモデルの販売が減速しているにもかかわらず、古川社長は、後継機種発売を待つ消費者の購買延期説を否定しました。

同社長は、「購買意欲の減退が現在の売上に大きく影響しているとは考えていません。これはSwitchにとって8年目として依然として強力な年でありながら、目標値をやや下回る状況です」とコメントしました。

継続するSwitchのサポート

同社は、新型システムの発売と並行して、初代Switchプラットフォームに対するサポートを継続することを再確認しました。『ポケモンレジェンズ Z-A』や『メトロイドプライム4:ビヨンド』を含む主要タイトルは、2025年に現行ハードウェア向けにリリースされる予定です。

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