ビデオゲームのコレクタブルやレプリカを持ち運ぶ際は注意が必要です。特に『コール オブ デューティ』の兵器に似た物品を手荷物に入れる場合は慎重に対応してください。
Dexertoの報道によると、運輸保安庁(TSA)は先日、ボストン・ローガン国際空港の職員が預け入れ手荷物の中から『コール オブ デューティ』のゾンビモードに登場する「モンキーボム」のレプリカを発見したことを受け、規制品に関する注意喚起を旅行者に向けて行いました。

『World at War』から『Black Ops 6』に至るまで複数の『コール オブ デューティ』作品に登場するこのシンバルモンキーのレプリカはコントローラー立てとしても機能しますが、目立つダイナマイトと配線を備えた爆発物のような外観が保安上の懸念を引き起こしました。
TSAは「この猿は仮想世界ではポイントを稼ぎますが、現実世界の手荷物は武器のレプリカを置く場所ではありません」と声明で述べています。「レプリカの爆発物及び火器は、コレクションとしての価値の有無に関わらず、預け入れ手荷物、機内持ち込み手荷貨の双方への持ち込みが禁止されています」
TSAのガイドラインは、水鉄砲、ナーフブラスター、模造刀、または実際の銃器を模したあらゆる物品といった玩具の武器を明確に禁止しており、このモンキーボムのレプリカのリアルさが問題視された背景がうかがえます。
コンベンションへの参加やグッズ購入のため旅行する方々は、この方針に留意する必要があります。アニメをテーマにした投擲ナイフから精巧なフィギュアに至るまで、TSAは本物かレプリカかを問わず、保安上のリスクがあると判断された物品を没収する権利を留保しています。